経費節約!無料で使えるネット会議システム5選
リモートでの会議や商談では、オンラインで通話ができるネット会議システムが必要不可欠です。
しかし、高品質・充実した機能・強固なセキュリティのツールを求めると、予算のハードルがクリアできずに導入が難しいという事態にもなりかねません。
そこで今回は、気軽に無料で利用できるネット会議システム5選をご紹介します。
Chatwork Live
ビジネスチャットツールChatwork(チャットワーク)のネット会議機能が「Chatwork Live」(チャットワークライブ)です。
Chatwork上のビデオカメラアイコンからすぐにネット会議を始めることができ、オンライン上で社内外の人と会議や商談を行うことができます。
Chatwork Liveの機能
Chatwork Liveでは「音声通話」「ビデオ通話」「画面共有」の機能を利用することができます。
従来のChatworkではテキストや画像のみでのコミュニケーションでしたが、相手の声を直接聞くことで細かなニュアンスが理解できたり、相手の表情を見ながら話すことで温度感が分かったりするため、より円滑に業務を進めることができるでしょう。
画面共有では、資料や動画などを基に話を進めることができるので、リモートでも顧客との商談を行えます。
Chatwork Liveの特徴
音声通話は無料で使えるフリープランでも最大100名まで同時接続可能なので、多くの意見を取り入れたい会議などでは音声のみなら無料で利用することが可能です。
ビデオ通話の場合はフリープランだと1対1の通話しかできませんが、本社と支社の打合せや、自社と取引先との商談などの場面で活用することができますね。
もちろんスマホアプリでも参加することができるため、移動中や外出先でも気軽にコミュニケーションを取ることができます。
有料版の特徴
Chatworkでは有料版の「パーソナルプラン」「ビジネスプラン」「エンタープライズ」が用意されています。
Chatwork Live機能の場合、有料版だとビデオ通話の参加人数が最大14名までにアップされます。
無料版では1対1しかできないため、リモートで部門ミーティングをしたい場合などには有料版がおすすめです。
Zoom
「Zoom飲み会」などが盛んになっているように、日本国内で急速に広まったネット会議ツールの「Zoom」(ズーム)。
WEB会議システムの中では使いやすさや通信品質、充実した機能などそれぞれ高く評価されており、全世界でユーザー数を増やしています。
Zoomの機能
専用のミーティングルームを作成して、音声通話やビデオ通話を行うことができます。
参加者にはミーティングIDもしくは招待URLを知らせて入室してもらえますが、セキュリティが気になる場合はパスワードを設定することも可能。
また、録画・録音や画面共有、ホワイトボードなどネット会議に必要な機能も充実しています。
Zoomの特徴
Zoomはネット会議に必要不可欠な機能から、「これがあったら嬉しい」と思うような細かい機能まで充実しているのがポイント。
頻繁にネット会議をする組織や、オンライン商談を推進している企業、ウェビナーを定期的に開催している人などは、機能が充実しているので使いこなすと更に便利になりますよ。
バーチャル背景機能もあるので、自宅や外出先などでも背景を気にすることなくネット会議ができます。
無料版でも、なんと100名まで参加可能です。
有料版の特徴
Zoomは有料版の「プロ」「ビジネス」「企業」というプランがあり、それぞれ料金以外にも利用できる機能面で違いがあります。
「プロ」は参加者100名、「ビジネス」では300名、「企業」では最大1,000名が含まれており、自社の規模に合わせたプランを選択することができます。
また、無料プランでは3名以上のミーティングだと40分という時間制限がありますが、有料版ではその制限がなく利用可能。
Googleハングアウト・Google Meet
「Googleハングアウト」と「Google Meet」はGoogleが提供しているコミュニケーションツール。
ハングアウトは音声通話・ビデオ通話やテキストチャットができるのに対し、Meetはネット会議機能に特化しています。
今後、GoogleハングアウトはGoogle Meetへ移行するとも予想されているため、どちらの機能や使い方も覚えておくと良いでしょう。
Googleハングアウトの機能
Googleハングアウトは、1対1のチャットやグループチャットからネット会議を始めることができます。
最大10名が利用できる「ビデオハングアウト」では、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットなどのデバイスからも参加することが可能。
ネット会議中にテキストチャットができるため、会議中に決定事項やタスクを共有したり、商談中の議事録代わりにしたりすることもできますね。
Googleハングアウトの特徴
Google Chromeの拡張機能として利用できるので、利便性に優れています。
また、Googleのアカウントを持っているユーザーは無料で利用できることもポイントです。
Google Meetの特徴
ビジネス用ネット会議ツールのGoogle Meet は、G SuiteユーザーだけでなくGoogleユーザーでも利用することが可能です。
招待URLからはGoogleのアカウントを持っていないユーザーでも参加することができます。
参加できる人数はG Suiteのプランによって異なりますが、最大で250名が参加可能。
大規模なオンラインミーティングやリモート会議でも問題ないですね。
BIZMEE
インストールも登録も不要で利用できるネット会議ツール「BIZMEE」(ビズミー)。
シンプルな操作性のシステムなので、ネット会議初心者でも問題なく使うことができるでしょう。
BIZMEEの機能
会議室を作成してURLを共有するだけで、すぐにネット会議を始めることができます。
会議室にはロックをかけることも可能なのでセキュリティ対策もばっちりです。
テキストを打ち込んだり図形を描いたりすることができるホワイトボード機能を使うと、リアルな会議のように進行できますよ。
BIZMEEの特徴
WebRTCで構築されているため、通話品質が高いことがポイント。
機能は多くはないですが、無料で高品質のネット会議ができる点は魅力的です。
公式HPには「Internet ExplorerならびにMicrosoft Edgeは非対応となります。」と記載があるため、Google Chrome、FireFox、Safariから利用するようにしましょう。
また、3~4名程度の利用を想定したシステムなので、チームミーティングや商談などのシーンで活躍してくれそうです。
BIZMEEに有料版はある?
BIZMEEは全て無料で利用することができます。
インストールや会員登録も不要なので、気軽に始めることができますね。
Skype
Microsoftの「Skype」(スカイプ)は、音声通話やビデオ通話が可能なネット会議ツールです。
ビデオ通話の意メールが強いですが、テキストチャットもできます。
ビジネス用途に特化したSkype for BusinessはOffice365のプランから利用することが可能。
Skypeの機能
Skypeユーザー同士で通話したり、テキストチャットやファイル送信などで情報共有したりすることができます。
また、グループでのビデオ通話は最大25名まで参加可能なので、オンライン商談からウェビナーまで幅広い用途で活用することができるでしょう。
画面共有や録画機能も搭載されています。
Skypeの特徴
Skypeは全世界で使われているツールなので、国内外の人とコミュニケーションを取ることができます。国外の企業を対象にした商談に最適なツールです。
無料でもネット会議に必要な機能を網羅している点も嬉しいポイントです。
有料版の特徴
Skypeから固定電話や携帯電話などに電話をかける際には、別途料金が発生します。
留守番電話機能を利用する場合も有料になるので注意しましょう。
また、最大250名が参加できるSkype for Businessは有料のOffice365ユーザーが使用できるため、より強固なセキュリティでSkypeを利用することができます。
まとめ
オンライン商談やウェビナー、リモート会議などで出番の多いネット会議システム。
無料でも品質や機能にこだわったツールが多く開発されているので、自社に合った使いやすいものを選びましょう。
もちろん有料版では更に利便性が高くなるので、生産性を上げたい場合は今後のアップグレードなども視野に入れながら選んでみてくださいね。