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セールスエンジニアの魅力 年収・将来性・やりがいとは?

欧米で人気の職種「セールスエンジニア」は、これからのDX(デジタルトランスフォーメーション)時代の到来によりニーズが高まると予想されています。日本ではまだあまり馴染みのない職種ですが、今さまざまなシーンでIT活用が進んでいる状況の中で、セールスエンジニアの採用を始めた企業も少なくありません。

これからの時代に求められるセールスエンジニアという職種の魅力をご紹介します。

セールスエンジニアは魅力的なキャリア

セールスエンジニアは年収の面でもやりがいの面でも魅力が詰まっている職種。営業職とエンジニア職を併せ持つ人材として活躍でき、ITの専門家として社内外から頼られる存在でもあります。

それでは、年収面・将来性・やりがいの3つの視点からセールスエンジニアの魅力をご紹介します。

年収はIT専門家としては高めで魅力あり

ITについて深い知見を持ち、顧客に提案やサポートを行うセールスエンジニアは、営業職とエンジニア職のどちらのスキルも持っていなければいけないためハイレベルな職種とも言えます。そのため年収は一般営業職と比べて高めの傾向です。

ただしセールスエンジニアはテレアポや飛び込み営業をするのではなく、ITの専門的なスキルを活かした提案を得意としておりコンサルティングのような要素もあるため、新卒では採用されにくいという注意点もあります。

DXによる需要増があって将来性があると見られる

これからの時代のキーワードとなるのがDX(デジタルトランスフォーメーション)です。私生活や仕事などのさまざまなところでITが活用される時代に伴い、ITの専門家の存在が不可欠になるでしょう。

ITに詳しいセールスエンジニアは、まさにこれからの時代に求められる職種となることが予想されます。今のうちにセールスエンジニアとしてのスキルを磨いておくことで、この厳しい時代でも安定して働くことができるでしょう。

顧客の困りごとを解決できるやりがいのある仕事

セールスエンジニアの魅力はやりがい面にもあります。

これからのDX時代ではいろいろなことをテクノロジーで解決できるようになりますが、ITに詳しくない人は遅れをとってしまいます。そこでセールスエンジニアが顧客の課題に寄り添い、技術的な視点から課題解決をサポートすることでニーズが高まるのです。

顧客と密に関係をもつセールスエンジニアだからこそ、顧客からの感謝の言葉を直接聞くことができるやりがいのある仕事と言えるでしょう。

セールスエンジニアのキャリアパス 選択肢が幅広い

セールスエンジニアは、その後のキャリアパスの選択肢も多く用意されています。セールスエンジニアとしてキャリアを積んだ先にはどのようなキャリア像を描きたいのか、自分の理想を見つけてみましょう。

セールスマネージャー

まずは、セールスマネージャーとして営業部署のマネジメントを行うというキャリアです。

営業戦略を立案したり、部署が抱えている多くの案件の進捗を確認したり、ときには部下のケアやサポートもしなければいけません。しかし部署一丸で目標を達成できたときの達成感や連帯感は、大きなやりがいを感じることができるでしょう。

ITコンサル

ITの知見やプレゼンスキルなどを活かして、ITコンサルとして活躍する道もあります。

ITコンサルはITを活用してクライアントの経営課題を解決する仕事なので、セールスエンジニアと似ている仕事とも言えます。セールスエンジニアの経験を活かして仕事をすることができるでしょう。

SE・その他のエンジニア

一般的にはSEなどのエンジニア職を経験してからセールスエンジニアになるという人が多いですが、セールスエンジニアを経験してから開発の現場に戻る人もいます。もともと開発の技術がなかった人でも、セールスエンジニアとしてさまざまなスキルを身につけていくうちに開発もできるようになり、エンジニアになるというケースもあります。

システム開発のプロフェッショナルとしてエンジニアの道を極め、プロジェクトマネージャーやチームリーダーになるという道もあります。

管理職・経営陣

セールスエンジニアとして優秀な実績を残せたら、管理職に抜擢される可能性も膨らみます。会社の事業方針や戦略を理解し、しっかりと現場に落とし込むというスキルが求められますが、セールスエンジニアとして現場を経験していればそれほど苦労せずに遂行できます。

また、経営能力があれば経営陣として会社を主導することもできるでしょう。セールスエンジニアとしてのスキルだけでなく経営のスキルも必要となりますが、着実にキャリアアップすることで経営陣も狙えるのです。

セールスエンジニア 仕事が大変と思うとき

セールスエンジニアは魅力がたくさんありますが、もちろん大変なときもあります。セールスエンジニアを目指したい人は、事前に苦労を理解しておくことで心構えができるでしょう。

それでは、セールスエンジニアは仕事でどのようなときに苦労しているのかをご紹介します。

顧客からのクレーム・トラブル対応

セールスエンジニアは「契約して終わり」ではなく、顧客や継続して活用し課題を解決できるように導入サポートや運用支援も担います。システムに不具合が起きたり、せっかく導入したのに使い方が分からなかったりすると、こうした問い合わせはセールスエンジニアの元に届きます。

企業の信頼にも関わる業務なので一つひとつ丁寧に対応しなければいけないですし、スピーディーさも求められます。

このような業務が続くと、仕事が大変に感じてしまうでしょう。

忙しくて時間がないとき

セールスエンジニアは、営業同行やアフターフォロー、会議や資料作成などのほか、先述のトラブル対応などの突発的な業務も舞い込みます。顧客によっては商談の時間が夜遅くなってしまったり、海外の顧客から夜間に問い合わせが入ってきたりすることも。

24時間体制で対応しなければならないときや忙しい日が多いというのがセールスエンジニアの苦労のひとつです。

業務が多すぎて疲れてしまうとき

このように24時間体制で対応していると、体も心も疲れてしまいます。心身の健康は仕事のパフォーマンスを下げてしまいますが、先述の通りに休む時間がないときは自身のケアをすることもできません。

スキマ時間でもリフレッシュできる方法を見つけたり、他のメンバーに仕事を頼んで業務を減らしたりして、上手にストレスを発散するようにしましょう。

セールスエンジニアの魅力は多い 未経験からでもチャレンジ

セールスエンジニアは大変なときもありますが、魅力の多い職種でもあることをご理解いただけたかと思います。

営業職とエンジニア職どちらのスキルも持っている必要があるため高度な職種であるため、どちらかを経験してからキャリアアップとしてセールスエンジニアに臨む人が多いです。しかし、有利な資格を取得していたり、今までの経験を活かすことができたりするならば、未経験でもセールスエンジニアを狙うことができます。

未経験だからといって諦めず、まずは自分のキャリアやスキルを棚卸ししてセールスエンジニアを目指してみませんか?

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